| <花咲じいさん> |
| 昔々、あるところに一生懸命働くじいさんと犬がいました。 |
| 犬はじいさんが大好きっぽいようでした。 |
| おじいさんは正直者ですが、その犬をダシに、出会い系で、正直ばぁさんをゲットしたツワモノでもあります。 |
| そのツワモノじいさんはさらに出会い系である事をしようと考えつきました。 |
| ツワモノじいさんは、意地悪じいさんが不倫しているという噂を流し始めました。 |
| 出会い系という環境で不倫の噂はたちまち大きくなりました。 |
| なぜなら、あっちこっちに手を伸ばして、バレバレだったからです。怒った意地悪じぃさんは、とんでもない仕返しを思いつきました。 |
| その仕返しとは実は!? |
| 意地悪じいさんは正直じいさんの嫁を人質にとりました。 |
| 嫁を人質取られた正直じぃやは困り果てていました・・・そこに! |
| 「アンタ〜!なにやってんのよーー!」不倫疑惑に怒り心頭の、意地悪じいさんの嫁まで登場!愛人が2人!?と言う事態に、もう、ド修羅場です・・・ |
| 気づいたら愛犬ポチまで不倫しています |
| 気づいたら犬まで交尾してました |
| だが犬は気づきました。いや気づいてくれました。じぃやが困り果てていることに! |
| 人間同士の愛憎劇に嫌気がさしたじいさんは、ポチを連れ、旅に出ることにしました。 |
| ・・・・・しかしそう簡単に愛憎劇から逃げられるわけがありません。 |
| すると犬が、「ここ掘れわんわん」というではありませんか。掘って出てきたものは・・・ |
| 「なんと!!」と言うしかないほどの根っこです。いったいこれはなんの根っこでしょう?正直爺さんはその根っこをたどりました。 |
| すると、根っこだと思っていた物は、なんと、あろうことか・・・!! |
| ポチとばあさんでした! |
| でも、どっちのばあさんかは分かりません。 |
| なんせ土だらけの泥だらけなのですからそこで正直じぃやは考えました。「今うちのばぁやはピチピチギャルのはずだ」と。 |
| 〜 一方その頃 〜 |
| ポチは放置されていましたが、良い考えが思いつきました。 |
| ポチはワンワン詐欺をし、正直じいさんから金を振り込ませました。「わんわん!!ぼくだよ!!」 |
| 正直じぃやはもちろん言われた金を振り込みました。その金額はなんと! |
| 「骨で振り込め!」とポチは言いますがATMでは骨を振り込むことができません・・・そこで正直爺さんは思いついた! |
| 正直じいさんはあしもとをしらべた!なんと正直じいさんはこつつぼをてにいれた! |
| でも、骨が全部そろってないと気がつく正直じぃや。そこである人を焼くと考えました・・・犬のためですしかたなかったのです。正直じぃやの愛は犬にそそがれました。 |
| 皆から年貢を取りすぎていると悪評の、将軍様です。将軍様の首を狙う為、正直じいさんは準備にとりかかります。 |
| そこで正直爺さんはある武器を手に入れた! |
| 正直じいさんはしょうぐんさまのこうざばんごうをてにいれた! |
| でも、途中で面倒になり、正直じぃやは新撰組に殺害を依頼しました。 |
| 新撰組は、「OK♪」と、意味不明に正直じいさんを殺しました・・・(粛清)。 |
| 死んだはずの爺さんが生き返って一言・・・ |
| 「話せば分かる・・・」 |
| 正直じぃやは出会い系で出会った嫁のことから新撰組に殺されるまでのことを長々と話しまたゆっくりと目をとじました。 |
| 嫁がばばぁで、しかも出会い系の<さくら>であったとも知らぬまま・・・ |
| 目を閉じたじいさんの目の前にその嫁が現れ一言・・・ |
| おまえはもう死んでいる |
| ――― 完 ――― |